うつ病の原因
うつ病の原因~うつ病になりやすい人①
うつ病の厄介なところは引き起こす原因が一つでないということです。日常生活を過ごす中で様々なファクターが複雑に絡み合ってうつ病になるのです。うつ病にもなりやすいタイプとそうでないタイプがいる事はしっかりと覚えておきましょう。
うつ病になりやすいタイプは真面目で責任感が強く、人あたりだけでなく周りからの評価も高い人が多いということがわかっています。
なぜこのようなタイプの人がうつ病になってしまうかというと自分のキャパシティ(許容量)を超えて仕事などをがんばってしまったり、繊細が故にストレスをためこんでしまうことから、こころのバランスが崩れてしまうからです。
完璧主義を徹底するのではなく、ものごとにプライオリティをつけてやっていくようにするなど、考え方を少し変えていくこともうつ病になりにくくするためには重要なことなのです。
考え方を変化させると簡単にいってしまいましたが、これは相当大変なことです。
自分の根本的な部分から変えていくことになりますので、だからこそ専門の医者に相談し、指導や助言を聞くことが重要になってくるのです。
うつ病の原因~うつ病になりやすい人②
うつ病になりやすいタイプは真面目で責任感が強く、人あたりだけでなく周りからの評価も高い人がなりやすい事は別項でも説明しました。ここではうつ病になりやすい性格を分類してみます。
もちろんこれに該当する人のみがかかるというわけではないですよ。一般論なので参考にして下さい。
循環気質
社交的で善良かつ親切で親しみやすい反面、激しやすいという面を持っている性格の人は、元気でハイな躁状態と抑うつ状態を繰り返す双極性うつ病になりやすいタイプです。
執着気質
執着気質の特徴として義務感が強く、仕事熱心、完璧主義、几帳面、正直、凝り性が挙げられます。
仕事は几帳面にやり質は高いのですが、完璧にこなそうとするため量をこなす事ができません。
仕事を終わらせる為に一生懸命努力しますが、それが軽い興奮状態を引き起こし、その後に抑うつ状態に陥ってしまうタイプです。
また完璧主義だからこそ結果を求めすぎてプライオリティ(優先順位)の判断ができないタイプといえます。
メランコリー親和型気質
常識をしっかりと持ち、他人への気配りをしっかりとし、周りとの調整を非常に考えるタイプのことをいいます。
自分だけでなくほかの人の気持ちも重視しすぎるあまり、他人の評価が大変気になり、ちょっとしたことが発生した場合にも自分の責任だと考えて悲観的になってしまうタイプです。
循環気質、執着気質、メランコリー親和型気質はうつ病になりやすい気質といえるでしょう。
うつ病の原因~どうしてうつ病になるか①
どうしてうつ病になるのか。うつ病の原因はなんなのか。はっきりした原因を知りたいのが当然だと思います。残念ながらはっきりした原因はよくわかっていないのですが、うつ病は脳内の神経伝達物質の働きが悪くなるのと同時に、ストレスやからだの病気、環境の変化など、さまざまな要因が重なって発病すると考えられています。
一番重要な事はうつ病は一つの原因のみで発症するものではないという事です。
つまりさまざまな要因が複雑に絡み合ってうつ病は発症するのです。
うつ病の原因~どうしてうつ病になるか②
うつ病はさまざまな要因が複雑に絡み合って発症する事は別項にて紹介しました。今回は具体的にどのような要因が重なり合ってうつ病が発生するのか具体例をあげて説明していきます。
まずうつ病になる原因となる要素として下記の三点が考えられます。
つまり、
①遺伝子的要因
②環境要因
③身体的要因
が考えられます。
①の遺伝子的要因については例えば親がうつ病ならその子もうつ病になりやすい傾向にあるということをいいます。
②ですが環境要因としてかんがえられるのは親族や親しい友人が亡くなった場合や仕事がうまくいかない。財産をなくしてしまった、人間関係上のトラブル、就職や退職、結婚や離婚、妊娠、育児、引越しなどが考えられます。
③の身体的要因としては慢性的疲労、脳血管障害、感染症、癌、甲状腺機能の異常、月経前や出産後、更年期などでのホルモンバランスの変化、降圧薬、経口避妊薬などの服用などが考えられます。
これら主に上記の①から③までが複雑に絡み合ってうつ病を発症させるのです。
うつ病の原因~うつ病の仕組み
今回はうつ病の症状があらわれている時に、実際からだの中ではどのような異変がしょうじているのかを説明したいと思います。最近ではうつ病の研究も進み、脳の中にある約1000億個の神経細胞の情報伝達に異常が生じているという考え方が通説となっています。
抽象的にいってもわかりづらいので具体的に説明しましょう。
私たちは、日常生活を営む中で、脳から「食べる」「寝る」など基本的な動作に関する命令をからだに伝達しており、これによって日常生活を円滑に送っています。
さらに脳からはこうした動作の命令以外にも、「意欲」「食欲」「記憶」などの感情を伝えたり、知的な命令も発しています。
上記のような命令を神経細胞から神経細胞へ情報を伝達するのが「神経伝達物質」というものです。
神経伝達物質といっても多種多様ですが、この神経伝達物質の中で特にうつ病と関連して重要なのはの「セロトニン」と「ノルアドレナリン」です。「セロトニン」と「ノルアドレナリン」は気分や意欲、記憶などの人の感情にかかわる情報の伝達をコントロールし、こころとからだの働きを活性化しています。
このセロトニンとノルアドレナリンの働きが、様々な原因によって低下し、情報の伝達に不具合が生じ、その為、うつ病が発生するといわれています。
うつ病の原因~ストレス
うつ病は過度のストレスが原因で引き起こされると考えられています。現代社会は複雑社会であり、多くのことでストレスを感じる機会が多くなっている事は周知の事実です。
たとえば仕事に関するストレス、家族に関するストレス、健康に関するストレス、お金に関するストレス、環境の変化によるストレスなどが複雑に絡み合います。
そしてストレスは段々と気付かぬうちに蓄積し、うつ病を発症させるのです。
うつ病の原因~病気や薬
病気になった際にそれが起因してうつ病を発症する場合もあります。命にかかわる病気にかかった場合を想定してみましょう。
たとえば貴方ががんになったとします。どのような気持ちになりますか?
ここでどうってことがないという人はほとんどいないでしょう。
ほとんどの人が「死ぬかもしれない」と強い不安に襲われるはずです。
そしてその強度の不安が精神的なストレスとしてうつ病を発症してしまうのです。
また糖尿病の患者がうつ病になるケースも多いです。
糖尿病になると食事制限や日常生活の管理を否が応でも意識してしなければなりません。
これは非常にストレスのたまることです。
また「からだが不自由になったらどうしよう」という不安感もストレスとなりあいまってうつ病を発症してしまうのです。
また病気の治療薬自体がうつ病を引き起こす事もあります。
神経伝達物質の働きが、様々な原因によって低下し、情報の伝達に不具合が生じた場合にうつ病が発生する事は別項でも説明しましたが、薬の作用が脳の神経伝達物質になんらかの影響を与えるためと考えられています。
うつ病につながりやすい病気としては前述したようにがんや糖尿病、脳卒中、インフルエンザ、肝炎、甲状腺機能障害など多岐にわたります。
全部覚えておく事は大変ですが、病気にかかる事がうつ病を引き起こすきっかけになるということを覚えておきましょう。
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